フェリス女学院
神奈川県にある私立校、フェリス女学院高校の学生服を掲載致します。
神奈川県横浜市中区山手町178に所在する日本初のキリスト教主義学校女学校。
完全中高一貫女子高で、高校からの生徒募集はしていません。
1870年より女子教育に力を注いできた進学校で、
女子高として横浜御三家なんて言われたりもしています。
日曜日の教会出席を奨励しているのも教育面での特色ですね。
学生服は1921年に『女学生標準服』としてセーラー服を推奨していましたが、
実際に着用していたのは一部生徒にとどまっていたようです。
その後、1924年に正式採用し、時代と共に洋服が広まったこともあり、
1925年春には全員が着用するようなったと言われています。
現在でもフェリス女学院では伝統のセーラー服を採用していて、
その人気はかなりのものです。
さすが女子学院と並び賞されるだけはあります。
冬の学生服は紺色のセーラー服に赤いリボン、
襟と袖口、胸ポケットにも赤の3本ラインがあります。
袖口のラインは斜めに入っているのも特徴の1つと言えるでしょう。
そして、セーラー左肩には校章の腕章が付いているデザインとなっています。
夏は白に水色のセーラーカラー、リボンは黒を着用するので、
清涼感の中に重たい重厚なイメージをもたせますね。
左肩にはもちろん腕章がついています。
また、夏は暑さ対策として準制服も制定されました。
これは準というだけあって、チェックスカートのみ指定品があり、
上衣は襟が付いていて白のブラウス、またはポロシャツなら何でも良いようです。
柄はワンポイントまでという決まりはありますが、それ以外は特に大丈夫で、
暑い時期ですので、生徒の8割は準制服を着用しています。
今回の学生服画像は買い取りのサンユウ様のご提供です。
フェリス女学院の夏学生服画像をお持ちの方は、是非ご提供下さい。